袈裟懸けに

袈裟懸けに斬られた後も花粉症   井上一筒

「川柳カード」6号同人作品から。
大木晤郎という川柳人がいて、時代劇の斬られ役の役者だった。
もう亡くなったが、京都番傘の同人で、句会でもときどき見かけた。
掲出句は、時代劇の話ではなくて、
本当に斬られてしまったと受け取る方がおもしろい。
夢の話でもなくて、斬られたらもうそれまでなのだが、
やはり花粉症は続いているのである。

斬られたる夢はまことか蚤の跡   其角

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